御威光
時代劇で有名な
お茶の間を賑わせていたテレビ番組といえば
庶民の悩みを聞き
勧善懲悪型で悪者を懲らしめる
さらに
罪を憎んで人を憎まず
暴力描写が最小限
今考えるとドポジティブ
印籠や刺青に降れ伏す権威主義構造
今の凶悪犯罪で殺人事件が横行して法で裁く(お縄を頂戴して判決まで描かない)刑事もののドラマと比べると
どれだけ平穏であったか
人情というものがあったと思う
話し合いで解決できるメッセージが刷り込まれていたように思う
暴力で解決できる問題はないと思う
一度暴力に関わってしまうと
暴力による負のスパイラルに巻き込まれてしまう
歴史がそのことを示しているにもかかわらず
多くの民族や地域が暴力による負の連鎖に今も最悩まされている
印籠一つで争わずに円満解決できる水戸黄門様、一肌脱いで桜吹雪の刺青を見せつける遠山の金さんにひとつの理想を見出してもいいのではないだろうか?
私はテレビを見ないのですが今社会にひとつドポジティブなメッセージの番組が欲しい
かぁーっかっか
の高笑いで
笑い飛ばせる
この世の憂さよ